類まれなるDNA
90年の時を越えて
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創業
1930年
(昭和5年) -
株券印刷は企業の命をあずかること
当社の歴史は、1930年12月、株券印刷の専門会社として上野一雄が「亜細亜商会」を創業したときに始まります。上野一雄は、先発の多くの印刷会社と同じ土俵で競争するのではなく、専門性に裏付けられた独自のサービス領域を最初からターゲットとして創業しました。それが株券印刷でした。
1932年築地時代の事務所での社長
1957年に発行した当社の株券
1957オルロフ・ザンメル印刷方式のオフセット印刷機を開発
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1960年
〜1970年 -
株券印刷のリーディングカンパニーに
他の大手2社と当社を合わせた3社でこの分野のシェアを分け合い、株券印刷のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築き上げました。
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1963年証券取引所から適格株券印刷会社の確認を得る
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1971年工場大改造完了
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1973年大阪営業所(現、支店)開設
証券偽造防止強化のため最新の彩文彫刻機導入 -
1976年創業者 上野一雄逝去し、上野守生 代表取締役社長就任(36歳)(2022年現在は会長)
2022年現在では、法改正により株券は電子化となりましたが、印刷物制作に関しては、データ受け入れから完成品配送、ワンソース・マルチユースなど、お客様のご要望を形にして提供を続けています。
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1980年代
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企業の情報開示をトータルに支援するビジネスに進出
いずれ株券の現物が無くなる時代が到来するという危機感から、商法(今の会社法)関連書類分野、証券取引法(今の金融商品取引法)関連書類の分野に相次いで進出。企業の情報開示をトータルで支援するビジネス、現在の「ディスクロージャービジネス」へと大きく転換を図りました。
ディスクロージャーとは
主に投資家保護の観点から、企業の事業内容などを広く一般に公開すること。そのため、投資判断に役立つ十分な情報の開示が求められており、迅速・公平・正確の3原則を満たすことが必要とされる。
その後、IPOブームへの対応、投信マーケット、IR関連事業への進出等を通じて、当社のビジネス領域を大きく拡大しました。
ディスクロージャービジネスへ
1983年 第1回株式財務セミナー
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1990年
〜2000年 -
情報開示の電子化、業務のデジタル化への対応
ディスクロージャー関連法制度の大改正(連結開示、EDINET、会社法、金融商品取引法等)への対応。ディスクロージャー分野でのIT化、電子化が急速に進展、それに対応したシステムサービスの提供。
J-REIT市場創設への関与等により、当社のビジネスモデルは大きな変貌を遂げ、刻々と変わるお客様のニーズにプロネクサスグループを挙げて全力でお応えすることで、確実にマーケットシェアを拡大してきました。1994年 株式店頭公開
2004年 東証一部指定
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1999年機密データ送受信システムASPNET稼働、機密データ処理インフラASP情報センター構築
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2002年非改ざん証明サービス「KeeProve」導入
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2003年電子開示書類作成支援システム「エディッツ・サービス」導入
実務支援サイトASPサポートライン (現、PRONEXUS SUPPORT)開始
IRサイト構築更新サービス「E-IR」開発
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2006年
〜2010年 -
プロネクサスとして心機一転新たなスタート
社名を「亜細亜証券印刷」から「プロネクサス」に変更し、「社員一人一人がお客様に提供する価値やサービスをプロフェッショナルとしての水準まで高め、お客様からの信頼を得ることによって、よりネクサス(絆)を深めていく」という決意を社名「プロネクサス」に込めました。
日本財務翻訳株式会社設立
2008年 PRONEXUS WORKS
3代目 上野剛史社長
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2006年プロネクサスに社名変更
ディスクロージャー書類翻訳会社 日本財務翻訳株式会社設立(合弁) -
2008年港区海岸一丁目に本社事務所移転
総合ディスクロージャー業務支援システム「PRONEXUS WORKS」導入 -
2009年開示書類作成支援ツール「WORKS-i」サービス開始
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2010年上野剛史 代表取締役社長就任(40歳) 、創業80周年
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2010年代
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サービス規模を拡大、海外進出支援サービス開始
開示制度の変化に対応した英文IRツール、Webサービスの拡大、体制強化や、お客様、市場ニーズを踏まえたBPOサービス、海外進出支援サービスの展開、データベース事業の拡充をM&Aも含め積極的に図って参りました。
2010年 戸田工場稼働
プロネクサス台湾
プロネクサスベトナム
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2010年戸田工場稼働開始(東京都港区から、埼玉県戸田市に新工場として移転)
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2011年投資信託書類作成支援システム「PRONEXUS FUND DOCUMENT SYSTEM」を開発
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2014年日系企業向けBPO事業を推進する「台灣普羅納克廈斯股份有限公司(プロネクサス台湾)」設立(現・連結子会社)
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2016年開示実務支援サービス「WORKS-Core」提供開始
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2018年データベース専門会社「株式会社アイ・エヌ情報センター」の株式を90%取得し、連結子会社化
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2019年日系企業向けBPOサービスを提供する「PRONEXUS VIETNAM CO., LTD(プロネクサスベトナム)」設立
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2020年代
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創業90年を迎えました
創業から今日に至るまで、常に時代の変化を先取りしてきました。
「変化への極めて高い対応力」という類まれなるDNAは、当社の大きな強みの一つであり、今後も決して変わること無く、受け継がれていくと確信しております。-
2020年開示BPOサービスを行う「株式会社ディスクロージャープロ」の株式を取得し連結子会社化
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2022年東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
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2023年イベント映像機材・運営支援会社「株式会社シネ・ホールディングス」及びその傘下の「株式会社シネ・フォーカス」の全株式を取得し、連結子会社化
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変わる時代、
変わらない価値
2030年の創業100周年・・・
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