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INTERVIEW 06

法定書類作成のアドバイザー業務を超えて、
お客さまにもっと貢献できるサービスを

BACKBONE
法務アドバイザー ディスクロージャー相談部
H.W.
2009年キャリア入社

仕事内容について

上場会社の株式実務に関わるお客さまを
多岐にわたってサポートする

プロネクサスのお客さまである上場会社は、投資家や株主の利益を守るために、法律で義務づけられた書類を定期的に作成、開示しなければなりません。有価証券報告書や株主総会招集通知はその代表的なもので、こうした書類の作成・開示に関するお客さまからのご相談に応じるアドバイザー業務がディスクロージャー相談部の主な仕事です。そのほか、会社法に関するセミナー講師を務めたり、非常に厳しい目を持つ機関投資家の意向を踏まえた情報開示のトレンドをお伝えしたり、コーポレートガバナンス・コード(※)に対応する上場会社を支援したり……。上場会社の株式実務に関わるご担当部門、たとえば総務部門や経理部門の方々に対して、多岐にわたるサポート業務を手がけています。加えて、グループ全体のマネジメント業務も私の仕事の一つであり、さらに上場会社の株主総会の担当者によって構成される業界団体にもプロネクサスを代表して参加し、株式実務の高度化に向けた対外活動にも取り組んでいます。

(※)上場会社が行う企業統治(コーポレート・ガバナンス)においてガイドラインとなる原則・指針を示したもの

印象に残ったエピソード

お客さまの関心の高いテーマを扱った
セミナーを企画し、講師としても成長

7年目の2015年に、札幌地区のお客さまを集めて特別セミナーを開催することになり、その講師を担当することになりました。担当営業から「お客さまの興味を惹くようなテーマを考えてほしい」との依頼があり、同年施行され話題となっていたコーポレートガバナンス・コードの株主総会招集通知への影響をセミナーテーマとして採り上げようと企画。当時はまだこのようなテーマを扱ったセミナーは、特に札幌地区では少なかったため、多くのお客さまに評価いただきました。会社法の枠だけにとらわれないテーマを扱ったこの経験が、それ以降にセミナー講師を務めるにあたっての幅を広げることにつながったと思っています。

COLUMN BACKBONE

入社理由

新卒で運輸業の上場会社に入社。株式実務に従事した後、新規上場の化粧品会社に転職し、プロネクサスからのサービスを受けながら株式実務・IR(投資家向け広報)を担当。いったんキャリアに区切りをつけ、かねて希望していた海外留学を経験し、帰国後、前職で得た知見を生かして長くキャリアを積めるプロネクサスへ。

ターニングポイント
1年目

以前はプロネクサスからサービスを受ける側で株式実務に携わっていたが、入社後は立場が逆になり、上場会社が義務づけられている法定開示業務をサポートすることになる。会社法関連の法定書類が適切に作成されているかどうかをチェックする業務や、作成に関するアドバイザー業務に従事し、経験を積む。

3年目

法定書類のチェック業務のほか、専門誌への執筆業務や、営業に同行してお客さまを訪問する機会が多くなる一方、会社法に関するセミナーの講師を務めるなど活躍の範囲が広がる。

7年目

自ら情報発信を行う機会も増えるなか、株主総会招集通知作成に関する解説資料がお客さまに一定の評価をいただく。特に、平成26年改正会社法の概要や適用時期をまとめた資料が、社内外で好評だったことが大きな自信となり、以後、お客さま訪問時に持参する情報提供資料を多く手がけるようになる。

12年目

人の成長にも携わりたいという気持ちが芽生え、エキスパート職からリーダー職に転向。さらに、積み上げてきた知見や経験を生かし、新たなサービスの開発を行う業務が多くなる。会社法の枠にとらわれず、東京証券取引所が上場会社に対して義務づけているコーポレートガバナンス・コードに対応するコンサルティングサービスを立ち上げ、対応に苦慮していた上場会社に広く提供。

これからの目標

スペシャリストとマネージャー、
どちらでも力を発揮できる人財に

日本の株式市場をより健全に発展させていくために、上場会社が遵守すべき新たな指針が次々と設けられています。それをお客さまに確実に適用いただくためのソリューションサービスの提供を行うには、常に最新の情報をキャッチアップして専門性を高めていかなければなりません。そのためには絶えず学び続けることが求められますが、日本企業のガバナンスがより良く変わっていくのを最前線で理解できるのが面白く、知的な刺激にあふれた環境で日々成長を実感しています。今後はアドバイザリー業務からより一歩踏み込んで、お客さまに寄り添いながら、私たちの持っている知見や経験を引き続き提供していきたいと思っています。また、現在はグループを率いる立場にも就き、マネジメント経験も積んでいます。スペシャリストとマネージャー、どちらでも大いに力を発揮して、お客さまとプロネクサスに貢献し続けられる、そんな人になることがいまの私の目標です。